婚活パーティーで知り合ったり、婚活サイトで出会った相手には、どのような質問をするのが良いのでしょう?
立ち入った話をしすぎるのも失礼のような気がするし、とはいえ聞かなければ結婚に向けたお付き合いを進められないし…。
今回は、婚活で絶対に聞いておくべき質問と、失礼になってしまうNG質問をそれぞれご紹介していきます。
婚活で相手に聞くべき3つの質問

まずは、婚活において相手に必ず聞いておきたい質問を見ていきます。
相手の好みから共通点を探る
初デートや初顔合わせのときは、休日の過ごし方・趣味・好きなこと・好きな食べ物など、相手がどんなものを好きなのか、どんなことに時間を使っているのかを質問するのがオススメです。
この質問から、あなたと相手の共通点を見つけ出すこともできます。共通の話題や一緒に楽しめそうなことを、ひとつずつ探していく作業だと思って質問をしてみてください。
「じゃあ、次は一緒に○○へ行きましょうか。」とか、「すごく美味しいお店を知っているんです!ぜひいつか一緒に行きましょう」など、関係を発展しやすくなるはずです。
相手の金銭感覚や価値観を探る
通常、婚活デートやお見合いの席では、お金の話をするのはタブーです。しかし、相手の金銭感覚や価値観は知っておきたいですよね。
そんなときにオススメの質問が、「最近、どんなことに一番お金を使いましたか?」という質問です。
もちろん、お金の使い方は相手の収入にもよりますし、人それぞれです。しかし、一般的なサラリーマンなのに「2台目の車を購入しました」とか「高級ゴルフクラブを買いました」なんて答えなら、浪費癖を感じ取れるかもしれません。
初対面では直接的に相手の収入や金使いの荒さを確認することはできません。しかし、この質問ならさりげなくお金の使い方や価値観を把握することができるでしょう。
相手の生活リズムを探る
婚活で聞くべき質問の3つ目は、生活リズムについてです。
「お仕事は土日休みですか?」「いつも何時頃に寝ていますか?」「朝は早いんですか?」など、相手がどのような生活サイクルで過ごしているのか、あらかじめ把握しておきましょう。
休日や生活リズムを知ることができると、デートする日やメール・電話などで連絡を取る時間帯に悩む必要もなくなりますし、今後の発展ができるかどうかの判断基準にもなります。
ぜひ、質問攻めにならない程度にスマートに聞いてみてくださいね。
聞いたら失礼になってしまうNG質問

逆に、婚活デート・婚活パーティー・お見合いなどで、聞いてしまうと失礼になってしまうNG質問をご紹介します。
相手の婚活状況についての質問は避ける
婚活パーティーや結婚相談所のお見合いなどで出会ったお相手に対して、現在の婚活状況や進捗を確認するような質問は絶対にNGです。
特に、「婚活はいつから始めているんですか?」「他にも会っている人はいますか?」「お見合いするのは何回目ですか?」などの質問は避けましょう。
婚活を長く続けているにも関わらず、良いご縁に巡り合うことができずに悩んでいる人もいます。自分に自信を持てなくなってしまう人も少なくありません。
それなのに、初めて顔を合わせた相手から詮索されると精神的にもストレスを感じますし、あなたに嫌悪感を抱いてしまう可能性もあるでしょう。
お相手から積極的に話してくれるなら、わざわざ制止する必要はありません。穏やかな表情で、相槌を打ちながらサラっと聞き流せばOKです。
年収や役職についての質問は避ける
婚活をしていると、お相手のプロフィールをじっくり見る習慣がついているかもしれません。特に、女性は男性の学歴・職業・年収など、スペックに関する情報をチェックするものです。
しかし、実際にお相手と初めて顔合わせするときは、スペックに関する質問をストレートに聞くのはやめましょう。
婚活だから年収や役職を質問するのは当然!と勘違いしている人も多いのですが、これは失礼にあたります。一般的に初対面の人に対して質問しにくいような内容は、婚活といえども控えるべきでしょう。
また、「転職は何回していますか?」「勤続何年ですか?」「ボーナスはどれくらい貰ってますか?」「預貯金はどれくらいありますか?」などの質問もNGです。まだお互いのことを深く知らない状態で、ズケズケと土足で踏み込む質問はすべきではありません。
結婚を前提として本交際がスタートしそうな段階になったら少しずつ確認すると良いでしょう。
身体や健康に関する質問は避ける
将来、一緒に生活することになるかもしれない相手には、身体や健康に関する質問をしたくなってしまうのは当然です。しかし、これらは非常にナイーブな問題なのです。
例えば、男性から女性に「スリーサイズはいくつですか?」「バストカップはどれくらいですか?」と質問するのは、明らかにマナー違反だとわかりますよね。
では、女性から男性に「会社の健康診断では特に問題ありませんでしたか?」とか、「糖尿病の家系ではないですか?」「いま飲んでいる薬はありますか?」などの質問はどうでしょうか?
実際に持病をもっている人もいるでしょうし、ある程度の年齢になると治療中で薬を飲んでいる人だって決して珍しくありません。
質問された相手は不快感を覚えるでしょうし、健康体じゃなければ先は考えられないという考えが見え隠れします。身体に関する質問を婚活の序盤でするのは控えるべきです。
まとめ

“聞くべき質問”は初対面のお相手との関係性を発展させるための内容ですが、”聞いてはいけない質問”もお相手との関係性が発展したら確認しても良い内容に変わることにお気づきでしょうか?
婚活は相手との距離感が重要です。婚活パーティーやお見合いなど、初めて会う相手のことは色々と気になって詮索したくなってしまうものですが、最初から突っ走るとドン引きされてしまうリスクが大。効率の良い質問に絞りながら、相手との距離感を少しずつ縮めて次へのデートへ繋げていきましょう!